家族としてのワンコの死
河川敷を久里と散歩して帰り道にこのところお会いしてなかった方に出会いました。
元気くんという洋犬のミックス犬のお母さん(人間)です。
「まぁ お久しぶりですね。お元気にしていらっしゃんたんですか?
ずっとお見受けしなかったので。」
「あのね、元気くんね… 死んじゃたんだわ。」
「ええ~!」
「この12月で1年になるのよ。去年の12月24日の昼ごろ逝っちゃったんだわ…」
元気くんは昨年の9月に17歳になったという高齢犬だったそうで、それまでこれといった病気もせずにほぼ大往生といった感じで天に召されて逝ったそうです。
少し前までは河川敷に行くのも辛くて散歩もしてなかったとの事です。
でも、最近やっと気持ちが立ち直ってきて元気くんの事を話すことができるようになったそうです。
17歳の誕生日がきて足腰も弱くなってきたので階段を使う河川敷にはあまり行かなくなったそうです。家の前の道を少し散歩するくらいになってしまい家でゆっくり過ごし、食欲も少しずつ落ちてきて亡くなる数日前には何も食べなくなってしまった様で結婚して独立した息子さん、娘さんが心配して家族そろって元気くんを見舞いに来て元気くんとお母さん、お父さんを励ましたそうです。
12月24日の昼ごろお母さんが買い物から帰ってくると、庭で日向ぼっこをしている元気くんを撫でて声をかけ、元気くんもそれに答えるかのように顔を上げてお母さんに挨拶をしたのが最後となったそうです。
数分後にお父さんが元気くんを見に行くと事切れていてそうです。
数日前にお見舞いに来た3歳のお孫さんは元気くんが逝ってしまった事が理解できずに遊びに来ると
「元気くんは?どこに行ったの?」
と言っていたそうですが、最近は漸く「死」ということが解ってきたようで
「元気くんは死んじゃったんだよね。」
と受け入れることができるようになりました。
家族の暖かい愛情に支えられて元気くんは旅立ち、1回忌を迎えようとしています。
お話を聞いているうちに涙がこぼれれてきてしまいました。
いいお家に迎えられ大往生したワンコ元気くんは本当にいい人生を過ごしました。
人は人らしく、犬は犬らしく過ごせる人生こそが大切です。
コメント
今日、訪問した栃木のお客さんにも
老犬がいます。
少し太っちょでヨタヨタ歩くのが
可愛らしい。。。
私が行くと近くにきて何ともいえない
眼差しをくれます。。。
いつまでも元気で居て欲しいものです。。
superiocityさん
それはsuperiocityさんを信頼しているからでしょうね。
ワンコに愛されている人はイイ人に決まっています。お客さんもきっとsuperiocityさんの事を信頼していいパートナーと思ってくださっていることでしょうね。
>私が行くと近くにきて何ともいえない
>眼差しをくれます。。。
>いつまでも元気で居て欲しいものです。。
我が家にもワンコいます。
きょうも私が帰宅すると足もとでじゃれついて
なかなか離れようとしません。
おいうるさいぞって口では言いながら
手はワンコを撫でています。
いつかは来るんですよね、お別離れが。
sanaru18さん
そうですね。いつか来るんですよね、その日が…。
単なる番犬ではなく家族なので他界したときのショックは大きいと思います。
後悔しないようにしっかりワンコとお付き合いしていきたいと思います。
>いつかは来るんですよね、お別離れが。