詩集 「求めない」
先日 NHKの朝のニュースをつけていたら詩集としてはベストセラーの加島祥造さんの「求めない」を紹介していました。
今まで詩集というものをあまりしっかり読んだ事が無く(強いて言えば金子みすずの「わたしと小鳥とすずと」くらい)、しかし加島祥造さん自身に興味をもってしまったので早速手に入れたのでした。
人間は欲の塊ですぐに「求めて」しまうのです。自分の身の丈に合った欲求を超えて、強欲に突き進んでしまうことで生き難さを感じてしまう。
そんな「求める」ことを捨てて素の自分と向き合うことによって見えてくるものがあるというのが、加島さんの「求めない」という生き方です。
読みながら「そうそう、そうなんだよね」と一人でつぶやきながら自分を見つめて反省したりしています。
産業が発達して「幸せ」の価値観が変化して、現在はその価値観が歪んだ状態でいます。
お金があるから幸せではないんです。心からの幸せとは何ぞやと自分に問いかけていかないと見る見る間に強欲な流れに飲まれて、自分を見失いかねないと思うのです。
コメント
求めない 私にとっても永遠のテーマの様な。
信じて待つこと、忍耐を、学び中。
クラス会大好きさん
すぐ求めてしまうんですよね。
このテーマは地球環境にも通じますね。
>求めない 私にとっても永遠のテーマの様な。
>信じて待つこと、忍耐を、学び中。
宗教的見地によると『求める』ことは
タブーになるのでしょうか?
私には卑しくもマズローの欲求理論が
基本となっています。
http://kamakura.ryoma.co.jp/~aoki/paradigm/masulou.htm
求めないことは満たされた証ですが
満たされ方も多種多様。。。。
求めない。。。。訳に行かない自分がある場合
私たちはどうするのが最良の方法なのでしょうか?
superiocityさん
>私には卑しくもマズローの欲求理論が
>基本となっています。
>私たちはどうするのが最良の方法なのでしょうか?
●はいはい!「トランスパーソナル・サイコロジー」でございますな!
(いきなり人様のブログで「濃いハナシ」をするのもなんなんで…….)失礼いたしたいトコロですが(ブログ マスター!すみませんm(__)m)まぁ「好き」な分野なんで……..
●「自分の中にすきまをつくりましょう!」みたいなコトのようです。
あなたの部屋に「家具」や「家電」や「デジタル機器」が目いっぱい詰まっていたら「部屋」として「機能」しませんよね!(あなた自身が動き回れません)
●「自分の中にすきまをつくる」と「何かが」「入って」くるそうです。それが「本来のあなた」か「仏陀」か「老子」か「キリスト」か「神」か「悪魔」か「妖怪」か?
ワタシには「保証」できませんが…….