くりりんテクテク日記

家庭菜園と愛犬との散歩と美味いもんの日常を記録

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見晴台学園卒論発表・卒業式

 

縁あって名古屋市にある無認可の「見晴台学園」の卒業式に出席しました。
「見晴台学園」は既存の学校に馴染みにくい生徒や軽度発達障害(LD、ADHD、アスベルガー等)の生徒が中等部から高等部(本科、専攻科)青年部とあり30名くらいが通っています。以前は刈谷市にありましたが、現在は名古屋市中川区に移転し地域に馴染もうとしています。講堂や体育館を持っていないので名古屋港湾会館という施設で行われました。
高等部の卒業生は本科3年間、専攻科2年間を過ごしているので20歳を越えた大人の雰囲気をかもし出していました。女子生徒は袴姿で会場に華やかさを振りまいていました。
見晴台学園は5年間の集大成として卒業には「卒業論文」が必要です。卒業式の前にその「卒論」の発表がありました。どの卒業生も緊張して一段高い舞台から発表します。
在校生、保護者、その他関係者が見守る中スポットライトを浴びて粛々と「卒論」を読み上げ、質疑応答に応じていました。
どの生徒も自分を見つめる内容の「卒論」でした。普通、忙しさの中なかなか自分を見つめるという作業は出来ないものなので「自分見つめ、探し」の「卒論」は大変意義のある作業だと思いました。特に何ページにも及ぶ文章作成はきっと大変な作業だったと思います。
発表は一人30分位なので「卒論」全てをやれるわけではありません。掻い摘んだ形だったので帰宅後、じっくり各人の「卒論」を読ませてもらいました。丹念に自分を探り、将来の自分像を見つめ、今自分に出来ることは何かを真剣に考えています。
誰かに言われたから、仕向けられたからの選択は結局自分自身を追い詰めるだけで、自分の為にならないことがどの「卒論」からも読み取れました。
5年間かかって自分の生きる道をゆっくりと、確実に思い描く事の重要性を感じました。
人より早くなくていい、人より上手でなくていい、自分が満足できる人生が送れることが一番の幸せなんだろうと思いました。
先読みばかりして、今いる自分の土台を固めることが疎かになってしまわないように親は心しなくてはいけなせん。見晴台学園の卒論発表はそんな事を気づかせてくれて私にとって大変有意義でもっと多くの親たちに聞いてもらえたらよいものだと感じました。
これは、軽度発達障害とかそうゆうカテゴリを取り去った、子育て、学びのあり方を考える大切な発表だったと思うのでした。
「卒論」後の卒業式は中等部、高等部の順で行われ、教員・在校生・保護者の連係プレーで暖かい心のこもったものでした。
型どおりの卒業式では得られない「自分は一人ではない、皆の中で生きている、生きていける」そんなメッセージが感じられました。

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